CUDAIntro
16/21 並列計算(1/4)

【テロップ】
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【ノート】
GPUで行う並列計算をカーネル実行と呼び、その計算を行う関数をカーネル関数と言います。これを記述することでGPUでの計算が行えます。カーネル関数の返り値はありませんので、ボイドで宣言します。また、関数の先頭に、グローバルと書くことで、カーネル関数であることを明示します。なお、グローバルの前と後ろに、アンダースコアが2個あることに注意しましょう。 このプログラムは、カーネル関数の定義の例です。引き数には、クーダマロックで割り当てられた配列のポインタが与えられることが一般的です。なお、変数を引き数に与えることもできますが、ここでは割愛します。 このカーネル関数では、変数アイディーにスレッド番号を代入したのちに、配列のアイディー番目の要素に対する加算の計算を行うものになっています。なお、この関数自体は1組の配列要素に対する計算しか記述されていませんが、このカーネル関数が、スレッドの数と同じだけ、同時に実行されるので、実際は、配列全体にたいする計算をしていることと同じになります。