CUDAIntro
7/21 スレッドとスレッドブロック(1/3)

【テロップ】
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【ノート】
GPUにたくさんのコンピュータが内蔵されています。それらをコアと呼び、コアの上でスレッドが実行されます。すなわち、大量のスレッドを同時に実行することで、高速な並列計算が実行されます。これを、学校にたとえて、スレッドの様子を眺めてみましょう。 学校でたとえると、学校にはたくさんの生徒がいます。これらの生徒は校長先生の指示で一斉に作業をするとします。 生徒はいくつかの組に分かれています。ここでは4つの組から学校ができているとします。 それぞれの組には、一列に並んだ机に生徒が座っています。この図では8人の生徒が一列に並んでいます。 この机の列が複数並んで一つの組になっています。 全部の組が同様の構成になっています。 生徒をなぜ組に分けているかというと、黒板や掲示板などを一組の生徒で共有しているので、共有物でひとまとまりにする方が便利だからです。 さて、ここで校長先生が生徒に対して一斉に、掃除をしましょう、と声をかけると生徒は一斉に掃除を始めます。広い学校ですが、全員で掃除をするので、素早く掃除が終えることができます。コンピュータで言うと並列計算を行っているということになります。 次にこれをGPUに戻してみましょう。