PthreadIntro

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この図のように、昨今のマイクロプロセッサは、複数のコアが内蔵されていることが一般的です。 この図では6個のCPUコアが内蔵されています。 これをマルチコアプロセッサといいます。 例えば、３個のプロセス、すなわち、3個のプログラムを動かしたいとします。とすると、 このように、それぞれを別々のコアの上で実行させると、同時に実行ができるので、 実行時間は、理想的には3分の1にすることができます。 一方、一つのプロセスの中に、同時に実行できる部分が3個あったとします。 さきほどと同様に、これを、3個のコアの上で、別々に実行すれば、 やはり、理想的には3倍速く実行できることになります。 このように、マルチコアプロセッサの、複数のコアを同時に動作させると、 高速に実行することができます。 反対に言うと、一つのプログラムの中に複数同時に実行できる部分を作り、それにより高速化することが望ましいです。 この同時並行的に実行できる部分をスレッドと呼び、これを複数もつプログラムをマルチスレッドと呼びます。