MPIIntro
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【テロップ】
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【ノート】
さて、このようなプログラムを、あとで述べるような、MPIを用いて実現するのですが、コンピュータ毎に処理が変わるので、単純に作成すると、コンピュータの数だけ、別々のプログラムが必要になります。そうすると、コンピュータが100台あれば、100個のプログラムが必要になり、現実的ではありません。 ★ そこで、エスピーエムディーという方式でプログラムを作成します。これは、シングルプログラム、マルチプルデータのかしら文字で、扱うデータはバラバラだけど、プログラムは一つで済ませようというものです。 このスライドのようなプログラムを実現するのには、このように書きます。 ★ ここで、アイディーは、コンピュータの番号を表し、0から2までの整数です。 まず、iが0の場合を考えましょう。 ★ この場合、番号が0のコンピュータでif文が成立し、 ★ コンピュータ1に対するセンド、 ★ 及びコンピュータ2に対するセンドが実行されます。 また、それ以外のコンピュータはelseが成立するので、 ★ 番号が1のコンピュータでレシーブが、 ★ さらに、番号が2のコンピュータでレシーブが実行されます。