MPIIntro
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【テロップ】
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【ノート】
次には、MPIレシーブ関数を詳しくみていきましょう。MPIセンド関数と違うところとして、 ★ ひき数の最後に、MPIステータス型の変数stのポインタが付加されています。 この資料では、積極的にこの変数を使う方法を説明はしませんが、ひき数の一つとして記述する必要があることを覚えておいてください ★ この関数には、7個のひき数があります。 MPIセンド関数と同じような意味合いのものあります。 1個目は受信先データのアドレスで、先ほどのプログラム例であれば、変数yのポインタになります。 ★ 2個目、3個目はMPIセンド関数と同じで、個数とデータ型です。 ★ 4個目はデータが送られてくる送信元プロセスのランクで、ここでは0になっています。 ★ 5,6,7個目は、タグ、コミュニケータ、ステータスで、タグはペアとなるMPIセンド関数のタグと同じ整数をかきます。 MPIレシーブ関数も、ひき数の数は多いので、意味を理解し、定数で与える部分は、その定数のスペルもよく覚えておきましょう。 ★ なお、複数のデータを受信する場合は、MPIセンド関数と同様に、 複数データの先頭のアドレスを1個目のひき数に、データの個数を2個目のひき数に書きます。