OpenACCIntro
23/27 dataプラグマ(copyin)
【テロップ】
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【ノート】
次に、コピーインというのは、指定された範囲の前でデータ転送を行なうことを指示します。つまり、並列計算前に、CPUメモリからGPUメモリにデータ転送を行います。 このプログラムにおいては、配列yがその対象となります。 最初のフォーループ及び2個目のフォーループで、配列yは読み出しを行われますが、配列yへの書き込みはありません。よって、CPUメモリからGPUメモリへのデータの送信が必要になります。 ★ まず、CPUメモリ上に、初期化された配列yがあり、 ★ それを並列計算前に、 ★ GPUメモリへ転送します。 ★ この後に、並列計算を実行します。 なお、このプログラムでは、最後に、配列yの要素がプリントエフ文で表示されますが、表示されるのは、最初の初期化された配列yのあたいそのものなので、並列計算後にGPUメモリからCPUメモリにデータ転送する必要はありません。